964 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 17:49:43 ID:xnJEHM0u
中学・高校と、俺がUさんを好きだということはクラス中、いや学年中が知っていた。
俺が全くそれを隠さなかったからだ。
・Uさんは吹奏楽部。彼女が出たコンクールに赤い薔薇の花束を抱えて応援に駆けつけた俺。
「受け取れない。恥ずかしい」と言われ、その後も結果発表に沸く吹奏楽部員の輪に
立ち入れず、花をホールの片隅に置いてすごすご帰る。
(その花は後日、音楽室に飾られていた。勿体ないからと顧問が持って帰ったらしい)
・文化祭の吹奏楽部の発表の時も花束を渡した。
全校生徒の野次の中、断り切れずに彼女が受け取ってくれたことに「思いが通じた!」と感涙。
そのまま抱き寄せようとして殴られる。
・ある朝、登校してきた彼女が「昨日の部活帰り、痴漢にあった」とぼやいたのを聞きつけた俺、
彼女の元へすっとんでいって両手で肩をがたがたゆすり「大丈夫だったのか?!」と詰問。
「うんまあおかげさまで」との答えを聞くや否や「そいつぶっ殺す!」と教室を飛び出す。
(相手のアテがある訳でもなく、元々最初の予想では、そんな俺を心配して追いかけてきたUさんに
「あなたが危険な目にあうかもしれないから、やめて」と止められて彼女を抱きしめる、という展開を
考えていたのだが、彼女は特に追ってこず、結局午前中いっぱい校外をふらふらして教室に帰った)
・Uさんの彼氏に「どちらが本当に彼女を愛しているか、彼女を幸せにできるか、
お前には自信があるのか?!」と決闘を申し込んで無視されること五回。
等々の痛いエピソードを重ねた六年間だった。
Uさんには何十回も「あなたのことは友達としか思えない」と言われていたが、
何故か「やがて彼女は俺を愛している自分に気づく」という自信が消えず、
周りにも「彼女はいつか俺の女になる子だからさぁ」等と吹聴していた。